今回はDeNAとかがやっている記事を量産するSEO手法と上位表示に有効なツールである「キーワードマインドマップ」について解説してみようと思います。
Contents
記事量産のSEO手法
記事を量産する有効な手法として、色んなところから聞こえてくる情報を整理するとこんな感じですね。
- ゴール設定(転職サイトのアフィリエイトなど)
- キーワードマップ作成(検索ボリューム100以上と1,000以下)
- 記事作成マニュアルの準備(タイトル、見出しへのキーワード挿入など)
- 編集者設置(記事チェック、アフィリエイトリンクの挿入)
- 記事アップロード(外注するなら300円/記事程度)
ゴール設定 (コンバージョンの設定)
まずはコンバージョン設定から始めます。例えば、DeNAが運営しているWelqの場合は、転職アフィリエイトが多い感じです。
ちなみに転職アフィリエイト(自己分析)は単価高めで、無料診断でも2,000円を超えるんじゃないかと思われます。
キーワードマップ作成
キーワード選定ツールはGoogleのキーワードプランナーを利用します。抽出したキーワードを徐々に分類して、キーワードを洗い出します。ちなみに、検索ボリュームを100~1,000以下にする理由は、これくらいのボリュームなら単発記事で上位取れるからです。例えば、就活というキーワードを狙った場合は、こんな感じになります。
ブランドキーワードを狙う
ブランドキーワードとは、ブランド名や地域名のこと。例えば、「アップル」とか「渋谷」など。
飲食・レストラン系のメディアなら、「地域名」 ✕「レストラン」、「地域名」 ✕「カフェ」など。この辺は、競合率が低かったりするので、狙って攻めて来るメディアが多い印象。ちなみに、まとめる数を増やすほど多分、上位表示されやすくなります。
ロングテールキーワード
「ロングテールSEOって何?」という方がほとんどだと思います。今回は、具体的にロングテールSEOの基礎知識からコンバージョン率、さらにはロングテールSEOで上位表示する方法を解説します。
SEO全般にいえることですが、SEOは細かい作業ですが、ちゃんとやれば成果がでます。また、考えた通りにキーワード順位が上がるのは楽しいです。頑張りましょうね。
ロングテールSEOとは、要するに細かいキーワードのことです。一般的には、検索されるキーワード(検索クエリ)の80%はロングテールキーワードと言われています。
Amazonが大成功した理由はロングテールキーワードにあります。
買いたい本を検索すると1位にAmazonが出ますよね。これがまさにロングテールSEOの例です。
Amazonは書籍名検索から稼ぎまくっています。つまり、ロングテールSEOはコンバージョン出来るし売上も上がります。
ロングテールSEOは基本的に訪問者数が少ないです。ビッグキーワードは訪問者数が多いですが、コンバージョン率は下がります。
購入に近いユーザーが検索するであろうキーワードを探します。
キーワードプランナーにアクセスして、「候補のキーワード」を打ち込みます。その際に、『入力したキーワードのみを含む』にチェックを入れておいてください。
『入力したキーワードのみを含む』にチェックを入れることで、「候補のキーワード」との掛け合わせキーワードのみを取得できます。
より詳細なキーワード整理をする場合はマインドマップを使うと便利です。
キーワードプランナーで対象キーワードを抽出して、それをマインドマップで整理します。整理が完了したらライティングしていきます。
- 抽象的な言葉:検索ボリュームと訪問者数が大きくズレる
- 具体的な言葉:検索ボリュームと訪問者数がほぼ一致する
記事作成マニュアルの準備
ここからがライターのお仕事です。キーワード整理が終わっているので、あとは各キーワードに対してタイトル設定や見出しへのキーワード挿入も含めて記事を作成していきます。
基本的なルール設定は以下になります。
- タイトルは32文字以内
- タイトル前方にキーワードを入れる
- 読者が記事を読むメリットを感じるタイトルにする
- 文字数は2,000文字以上
- H2見出しにはなるべくキーワードを入れる
- 可能な限りサジェストワード(掛け合わせキーワード)を網羅する。
- 見出しの下には画像を入れる
編集者設置(記事チェック、アフィリエイトリンク挿入)
ここは編集者のお仕事。メインのタスクは以下のとおり。
- キーワードのチェック
- アフィリンク(CV/報酬)の整備
色んな人のサイトを見れば分かりますが、SEOにおいて文章の綺麗さは不要。
大切なのは以下の3点になります。
- キーワードが入っているかどうか
- 読者ニーズに対する回答があるか
- 情報が網羅されているか
検索ユーザーは小説のような文章は求めていません。求めているのは、自分の興味に対する答えだけです。
記事のアップロード
DeNAとかだとシステム組んでいたので不要ですが、WordPressを使うなら外注したほうが早いです。外注だと300円/記事くらいです。
ライターにアップロードをお願いしてもいいかも知れませんが、ライターに画像挿入も依頼すると執筆速度が落ちます。それなら、タスクを分けたほうがスピードアップに繋がります。
- 記事執筆:ライターを設置
- 記事チェック:編集者を設置
- 記事アップロード:記事アップロード担当者を設置
完全な分業制ですね。この方式だと効率よく量産できます。
ランサーズをみると分かりますが、最近はWordPressサイトへの記事アップロードの仕事が増えています。たぶんDeNA方式で量産するメディアが増えたのだと思われます。
サイトアフィリエイトのSEOは、要するに陣取り合戦で、例えば転職メディアをやるなら、転職関連のキーワードで何%を獲得できるかの勝負。この勝負に勝つために記事量産するのは正しい戦術だと思います。
まとめ
・Googleの意向を踏まえた上で、NAVERまとめなり、DeNA方式による量産対応にせよ対策を打ち出して来ています。みんな知恵を絞って来てますね。
・DeNAのような分業型量産方式に個人が対抗するのは、竹槍りで戦闘機に突っ込むようなもので、結構しんどいですね。
個人のアフィリエイターとしては、ますますキーワードの選択方法やビジネスモデルの設計・仕組み作りが重要になって来ていると思います。
キーワードを選択する上で、キーワードをキーワードをカテゴリ別に分けて、大量のキーワードの仕分け作業を行います。
その作業によるキーワードの見極めが、SEOで最重要ポイントといっても過言ではありません。
「アフィリエイト」関連のキーワードを整理したマインドマップを配布しています。このキーワードリストから記事を書くことで、ざっくりアフィリエイト報酬は月収30万円は目指せるのかなと思います。合計で3日をかけて作業時間は10時間ほどかけて作成されたマインドマップ、格安の4,980円で配布します。自己アフィリエイトのセルフバックでも稼げる金額です。時間のムダや手間を考えると買わない手はないですね!