アフィリエイトターゲットである潜在的なユーザーさんが持っている「3つのNOT」の壁。
「3つのNOT」はコピーライティングの基本中の基本であり、
今回解説していきますね。
どんなに文章を書くのに慣れている人でも
どんなにセールス力があっても、
「3つのNOT」は絶対に意識しなければなりません。
逆に言うと、
文章を書くのに慣れていない初心者でも
セールス力がなくても
文章を書く時に「3つのNOT」を意識すれば
良い文章が書けるようになります。
決して難しい技法ではなく、
とってもシンプルな内容ですので、
常に「3つのNOT」意識をして書くようにしましょう。
「3つのNOT」とは?
人には
- 読まない:Not Read
- 信じない:Not Believe
- 行動しない:Not Act
という3つのNOTがあります。
「3つのNOT」があるという前提で、
セールスの文章などを書く時には、
これを意識をする必要があります。
では「3つのNOT」それぞれについて解説します。
① 読まない:Not Read
たいがいの人は、忙しいものです。
あなたが頑張って書いた文章は、
基本、読まれないと思ってください。
あなたが普段どんな時にスマホを
見ているか想像してみてください。
- 通勤や通学途中での電車の待ち時間、乗車中
- 歩きながらちょこっとみたり
- 待ち合わせ前の時間
このように、スマホを見ているのは、大体が隙間時間です。
絶対に一字一句は読まないはずです。
「これだけいい文章書いてるんだから
わたしの文章はみんなが読んでくれるはず!」
というのは、あなたの単なる思い過ごしにすぎません。
とにかく、自分の文章は人には読まれない
ということを認識しましょう。
② 信じない:Not Believe
「Not Read」の壁を越えて、
たとえ文章を読んでくれたとしても、
人は他人の言うことを基本的に信じません。
それなのに、わざわざ怪しさを助長するようなやり方をしている人が多いです。
「初めまして! 僕は楽をしてすごく稼いでます! あなたもやりましょう!」
「儲かる情報なので今すぐチェック!今すぐダウンロード!」
「100%安全!100%無料!」
初めて会う相手にいきなりこんな言葉を投げかけたら、
気持ち悪がられて逃げられるに決まっています。時間の無駄です。
“怪しくないと強調すればするほど”
“甘い言葉を用いれば用いるほど”
“押し付ければ押し付けるほど”
“必死になればなるほど”
読者の疑いはますます深くなっていく、
ということは覚えておいた方がいいと思います。
ですので、いくら頑張って何かを伝えようと
しても、他人はまず信じてくれないものだと
認識してください。
③ 行動しない:Not Act
「Not Read」の壁を越えて文章を読んでくれて、
「Not Believe」の壁を越えて信じてくれたとしても
「Not Act」 行動してくれないのです。
とにかく人は面倒くさがり屋で行動しません。
新しい何かに取り組むには
結構、気力や勇気がいることですので、
だいたいの人は惰性で現状維持を選択しまいがちです。
ビジネスにおいては、文章を書くことのゴールが
- メルマガやLINE登録
- 無料サンプル請求
- 商品購入
このようにお客さんに
何かしらの行動をとってもらうことになります。
「Not Read」「Not Believe」「Not Act」の
「3つのNOT」は全て繋がっていて、
全ての壁を越えていかなければゴールには
辿り着けないということです。
「3つのNOT」の壁を越えるには?
「3つのNOT」の壁を越えるためには
コツがあります。コツを意識することで、
3つの壁は非常に越えやすくなります。
①「Not Read」の壁を越える
- 人を惹きつけるタイトルをつける
- 次の文章を読ませたくなるような文章を意識する
- 読みやすさの徹底(改行、句読点、改行、記号の活用など)
あと漫画とイラストの導入などもいいですね。
難しい用語も極力使わず、理屈は可能な限り単純化して、
子供でも一瞬で伝わるようにすると効果的です。
漫画やイラストならとっつきやすいし、
文字だけとの文章と違って飽きられにくいですしね。
もちろん商品によっては動画を使ってもいいし、
音声を使ってもいいでしょう。
とにかく、「明快に」「単純に」「面白く」が重要です。
②「Not Believe」の壁を越える
- Reason Whyの徹底
リーズンホワイとは、お客さんの「なぜ?」
という疑問を一つ一つ解消してあげること
- 実績値、お客様の声などを活用する
実績やお客様の声を活用することにより、ターゲットの
お客様に信じてもらいやすくなります。
③「Not Act」の壁を越える
- 限定、期限を設定する
(本日限定、先着200名限定、)
最後の決断をするために、背中を押してあげることになります。
<まとめ>
「3つのNOT」を知っている人でも、実際に意識して実行できている人は少ないものです。
「3つのNOT」を分かっているはずなのに、なぜか文章を書くときには、
「人は自分の文章を読んでくれる」と思い込んでしまいがちです。
意識して文章を書くうちに、テクニックは身についてきます。
販売、セールスに関しては、一回学んだら一生そのノウハウが使えます。
コピーライティングのスキルは誰でも
向上させることができますので、頑張りましょう。
最後まで読んでくれて、ありがとうございます。
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