今回は、ブログ・アフィリエイトで販売を行う上で初心者が気を付けるべき点について説明します。
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事例研究
とあるファッション教材の販売ページの事例です。
WEBページを開くと、いきなり作者の変な格好をした
プロフィール画像がドンと置いてあります。
と同時に「この男は何者でしょう?」というクイズ。
それから自己紹介が始まり、
オタクだった自分がファッションと出会っていかに変われたか。
どんな思いを込めてファッション教材を作ったか。
その教材によって読者にどうなって欲しいか。
などが動画や文章でつらつらと説明されていきます。
うん、面白いけど…多分売れないですよね。
ファッション教材の販売ページなのに、
肝心の教材の魅力がよくわかりません。
それはどういうコンセプトの教材なのか?
買ったらどうなるのか?(どんなメリットがあるのか?)
なぜ他の教材ではなくそれを買うべきなのか?
全部曖昧で具体性がありません。
彼のことを知らないお客からすれば、
突然変な格好をした男が画面に現れて、
いきなり自分語りを始めて(オタクであることを告白)、
自分が作ったものへの情熱をまくし立てている状態。
普通に考えたら「気持ち悪いな」、「いや、興味ないよ」
となってしまいます。
初心者が気をつけるべき点
まず読者が興味津々の部分を中心に展開していきます。
その中に自然に自分の主張や考えを織り交ぜれば、
読者も集中力を失わずにそれを夢中で読みます。
その結果、商品に魅力が生まれます。
ファッション教材の販売ページの事例では、
読者が興味が有ることじゃなくて、
“自分が書きたいこと”がひたすら書かれています。
「お洒落になりたい」「もてたい」「自信を持ちたい」
という読者の興味・欲求になかなか触れてくれません。
作者の過去と信念が一方的に語られます。
おそらく彼を知らない読者は、
「そもそもなんで俺こんな知らない人の自己紹介読んでるんだろ?」
という気持ちになって、途中で帰ってしまいます。
販売者のプロフィールや信念には、別にお客は興味がありません。
知らない人の長ったらしいプロフィールなんて誰も読みたくありません。
お客が一番興味があるのは、
どうすれば自分の悩みが解決するのか、
その商品が自分の生活をどう変えてくれるのか、ということです。
もちろん商品を売る際、自分のプロフィールや信念を
読ませることに意味がないわけではないです。
むしろ重要とも言えます。
それらがしっかり伝われば、
お客に好意や共感や信頼を持ってもらえるし、主張の説得力が増します。
面白くしたり意外性をもたせたりするのもいいけど、
もっといいのは、お客が興味を持っている話題の中に、
さりげなく織り込んでしまうことです。
ニンジン嫌いの子供に、ニンジンのみじん切りを
料理の中に混ぜ込んで食べさせるようなイメージです。
基本はターゲットとした読者の興味・欲求に答える形で
販売レターを展開していかなければなりません。
この辺りは、以前、「PASONAの法則」の記事で解説していますので、
まだ読んでいない方は、読んでみて下さい。 ↓↓
アフィリエイトのためのコピーライティング入門|PASONAの法則
また、自分を知らない読者を相手に、
販売ページでいくら信用をアピールしても、
それだけで商品は売れません。
お客は基本的に、価格以上のリターンがあると確信するから
商品に対してお金を払ってくれます。
いくら自分を好きになってもらい、
信用に足る人物だと思ってもらっても、
商品とお客の大切な1万円とを交換する理由にはなりません。
既にあなたの熱烈なファンになってもらっていれば、あれこれ頑張って説得しなくても、
「これ買ったほうがいいよ」と書けばある程度売れます。
けど、それをレター1枚でやるのは死ぬほどハードルが高いです。
そういうのはレターでやるのではなく、普段のブログやメルマガなど、
セールスと関係ないところでやっていく方がよほど効率がいいです。
レターで信用をアピールするのはもちろん大事ですが、
「欲しがらせる」という基本的な部分を疎かにしてはだめですね。
怪しまれるリスクを犯して無理に強烈な煽り文句を連発しなくても、
読者の興味と心の奥の欲求を理解していれば、
それに誠実に答えるだけでも十分欲しがらせるレターは出来上がります。
まとめ
アフィリエイトビジネスをやる人は、成功したいのであれば、
コピーライティングを勉強する必要があります。
例えば、ただでさえ怪しい情報商材をtwitterやFacebookとかで
わざわざ怪しさを助長するようなやり方をしている事例が多いです。
例えば、
「初めまして! 僕は楽をしてすごく稼いでます! あなたもやりましょう!」
「儲かる情報なので今すぐチェック!今すぐダウンロード!」
「100%安全!100%無料!」
初めて会う相手にいきなりこんな言葉を投げかけたら、
気持ち悪がられて逃げられるに決まっています。
時間の無駄です。
“怪しくないと強調すればするほど”
“甘い言葉を用いれば用いるほど”
“押し付ければ押し付けるほど”
“必死になればなるほど”
読者の疑いはますます深くなっていく、
ということは覚えておいた方がいいです。
正しいコピーライティングやマーケティングを学べば、それだけ
ビジネスで成功する確率が高まり、自由な人生をエンジョイできる
ことに近づきます。
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